ダライラマ14世シンポジウム行ってきました

ノーベル平和賞受賞者で、

チベット仏教最高指導者、

ダライラマ14世法王の講演会に行ってきました。

憧れの生ダライラマ

お目にかかってきましたよ!

仏教好き、チベット好きの私が、ダライラマ14世に惹かれないわけがないですね?!

 

政治的な問題の渦中にある方ですし、若くもないです。日本も天災や政治問題でいつどうなるかも分からない。来日は、千載一遇のチャンスかもしれないではないですか。

都内のホテルの会場は、1000人以上入る大広間。受付は人と熱気でごった返していました。ロビーには、ご著書が山積みにされ、人気のほどが伺えます。

 

席の案内に主催者側のミスがあって30分も開会が遅れましたが、お陰で中央真ん中の特上席に座ることができてしまいました。これも導かれた?!

同時通訳な上に、ちょうど耳が詰まる不調だったために、お話はなかなか伝わってこない面もあって、途中から内容は諦めて、生法王様のリアクションや表情の観察に努めました。

 

法王はとても快活です。口を開けば冗談(笑)。徳の高い方ほど、気取らず偉ぶらない、まさにそんな感じですね。

 

 

仏教は本来「宗教」ではないと言います。よりよく生きるための哲学・心理学。

ダライラマ法王は、これからは、宗教を超え、客観性を持った科学を軸に、普遍的な人間学を中心にすべき、ということを何度もおっしゃっていました。

「私の神は絶対・最高である」「私が神(神の子、神の代弁者)である」と述べる排他的既存宗教、インチキ新興宗教とはなんと雲泥の差なのでしょう。このような発言が、全世界から絶大な支持を集めるのでしょうね。

もちろん、私もハート鷲掴みです!ダライラマ法王14世と仏教が、もっと好きになりました。

 

印象的だったのは、対談者のノーベル賞学者の利根川進先生の手を、何度も握って、まるでラブラブ(笑)だったこと。シャイな日本人の利根川先生が何となくどぎまぎしているのが分かるのだけれども、話しかけるときに目を見て体を寄せる。ああ、こういうことを「相手の懐へ飛び込む」って言うのかなあ、とひそかに観察。

そして、そんなことは一言も言わない方だけれども、もしかして、手を握ると気持ちが読めるんじゃないか?という気もしました。

 

聴衆からの質疑応答タイムで、「人を傷つけ苦しめるような人間が存在する。そのような人のことをどう思うか?」という質問が出ました。

法王のお答えは、「生まれながらに悪人はいない。環境や育ちでそのような人が作られてしまうことはあるけれど、もともと悪かった人は一人もいない。」ヒトラーのような「悪の象徴」のような人間でもそうだとおっしゃるんですね。素晴らしいな~(;_;)

写真撮影は禁止なのですが、プログラムが終了すると、待っていたかのように人々が立ち上がって演台に押し寄せ、デジカメ、ケータイ、スマホでばしばし撮り始めるではないですか(^^; さすがに、節度はありましたが、それでも一体これはアイドル?韓流スター?内容の高尚さと、リアクションの俗っぽさの対比が面白かったので、「写真を撮る人たち」を撮ってみました(笑)。実際はもっともっと、お手手が林立でしたよ。

私だって、ほんとは生写真撮りたい!法王様の記念を残したい!とムラムラしましたが、上手く撮れなかったので(←結局撮ったんかい)、こんなご写真でお茶を濁します。

いじめやネットの中傷のような個人攻撃から、モンスターペアレントのような非社会的人物、オレオレ詐欺のような犯罪、マスメディアによる洗脳から戦争まで、人間の「善」というものを信じられなくなりそうな現世だけれども、法王様のような方がいらっしゃれば、世界は、人間は、まだ捨てたものではないんだな、と正に、希望の灯火のように感じました。

 

お会いできて、参加して、本当によかったです♪

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