『デジデリオ・ラビリンス』~前世を巡る旅!

前世は中世イタリアの芸術家だった!

と言われた著者が、それを確かめるために旅のルポルタージュ、
デジデリオラビリンス』という本をいただきました。

 

前世の証明の旅?

私がやろうとしていることと同じじゃないですか!(驚)

デジデリオラビリンス』はハードカバーですが、今は加筆、改題して文庫版『前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って』になっています。

どちらもアマゾンで高評価ですね(@_@;

 

前世療法を仕事としながら、「前世を巡る旅」を志ざしながら、恥ずかしながらこの本の存在を知りませんでした。

この本をくださったのは、クライアントさんです。これから前世に関わる本を出そうと思っている私にとって、この本は絶対に外せない本でした。それが、向こうからやってきた。運命の導きのように感じます。

そして、私はTVを見ないので知らなかったのですが、女優の杏さん主演でドラマ化もされたそうです!

いやもう面白いんです!たまたま霊能者に出会って「前世は15世紀イタリアの彫刻家」ということを知らされた展開からミステリアス。年号や地名人名などこと細かに出てくるのには驚かされます。


資料を集め、海外へ赴き、謎を追っていく。どきどきハラハラの謎解き。極上の推理小説を読んでいるような文章力です。これはドラマになるねー。

 

著者はもともと「スピリチュアル」なんてまるで信じていなかった人。最後までそのスタンスを崩さない冷静なタッチも魅力の一つでしょうね。一部のオタク受けではなく幅広い読者層に向けているのも好感が持てます。

あとがきを書いたいとうせいこうさんも全くそのスタンスなのが、普段、前世を知ることにポジティブな感覚しか持たないで生活している私には、「そっかー、こういう人も世の中多かったんだった」と新鮮でした。

 

いや、ちょっと複雑な思いかな。こんなに詳細な一致をみる具体的な証拠が上がっているのに。

今交友関係を持つ知人友人の中には、前世を「信じる」のではなくて「知っている」方が結構いるし、自分自身のセルフ前世療法を含め自分で見えて体験している人もたくさんいるので、私的には前世、輪廻転生はあるのが当たり前?(^^;なので、逆に不思議。

 

そして、前世を知ることの効果を心底体験している身としては、大事な宝物を価値のないもののように扱われた悲しさもあるかな。

とある旧華族邸の洋館を訪れた時、壁紙が職人の手作業の非常に凝った芸術作品だったのに感動したことがあります。ところが、それは復元品で、第二次大戦後、進駐軍によって接収された時、ピンクや緑のペンキで塗りつぶされたそうです。アメリカ兵にとって、国宝級の芸術作品も、ただの地味な壁紙にしか見えなかったのでしょうね。その話を聞いた時、胸がチリチリ痛みましたが、前世療法に対する冷たい扱い(^^; に触れると、それに似た悲しさを覚えてしまいます。こんな素晴らしいものを感じることができないなんて…と。

 

前世を追いかけて、それが何の役に立つんですか」と聞かれて、著者の森下さんは「何の役にもたたないわ(中略)ただ本当のことが知りたいの」と答えています。

私も、基本的には同じです。私は、自分が見たものが何なのか、確かめたいのです。「前世を辿る旅」をすでに実践して本にまでした方がすでにいらしたことに感動です。私も、追いますよ!!!

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コメント: 3
  • #1

    タカハシアキ (金曜日, 10 5月 2013 08:29)

    ブログ記事にして下さって、ありがとうございます!
    私は、森下さんが、大学の先生に紹介状を書いてもらいに行くくだりで、「人に肩書きをつけてもらうんじゃなくて、自分で肩書きを決めて自分で箔をつけて生きる方が爽快だって思う」くだりが、大好きなんです。
    前世を含め、自分という魂というか意識には、何が詰めこまれているのか。それを知り、自負軸で生きるヒントにしたい、そう思います。
    恵理子さんのセッションは、そのヒントと気づきをたくさん与えてくださると思います(^-^)

  • #2

    根本恵理子 (金曜日, 10 5月 2013 09:20)

    >タカハシアキさん コメント、ありがとうございます
    こんなに素晴らしい本、そして私に必要な本を、ほんとうにありがとうございました!

    謎解きストーリーそのものの面白さだけでなくて、森下さん自身の行き方、考え方にもも胸打たれますよね。私も、自分自身に箔をつけて生きるのくだり、ハッとしました。イタリア行きを決めるときに、「人はわくわくしている時、本当に生きている」と心の中で声がしたシーンも大好きです。

    アキさんの前世は、ライターの森下さんと同じくらい、「今」に繋がって面白かったですよね。恋愛関係も…ムフフ~(笑)
    デジデリオみたいに「作品」や「記録」が残っていると面白いですよね。第二次大戦中に亡くなった米兵過去世を突き止めて、「過去世の自分のお墓参り」に行けた話を読んだことがあります。ますます、出会ってみたくなりました!

  • #3

    Miyuki in Choshi (土曜日, 11 5月 2013 09:10)

    米兵のお墓参りってスゴイデスネ。先日、主人の郷 福島で花見山にいったんです。 わたしが前世でみた菜の花畑を見ました。 菜の花畑なんて沢山あります。でも バックに山があって、こんな感じだった。と実感しました。なつかしい気持ちになりました。

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